園長だより　「皆よく頑張った！運動会」

１０月１０日に中山台幼稚園の運動会が雲雀丘学園小学校の運動場をお借りして行われました。
閉会式の挨拶でもお話ししましたが、どの学年も練習の時より一段と進歩した素晴らしい
演技を披露してくれ、１００点を遥かに超え２００点満点でした。
しかし当然のことながら、一朝一夕で上達したわけではありません。

例えば、年長クラスの組体操は練習が一番ハードで、体操服はいつも土まみれ、
はだしの足やひざは毎回痛かったと思います。そんな中、前日の練習は芳しい
出来とは言えなかったため、年長クラスの先生方がもう一度最初から練習しようと
園児たちに言うと、「えぇ～、また～」との声、１回の練習でもかなりの負担に
なりますので、それが続けて２回となると園児たちの気持ちもわかります。
でも本番でお父さんやお母さんにカッコいいところを見てもらいたいと頑張って
もう一度最初から練習をしました。 厳しい練習があったからこそ本番ではあのような
見事な演技となりました。

読み書きそろばんは就学してからのことで、幼児期の教育は非認知能力を育てること
が重要と言われます。この非認知能力とは、根気強さ、注意深さ、意欲、自信、
協調性などのことで、日頃の保育はもちろんですが、運動会のような行事を通して
より養うことが出来ると思います。今回の運動会でもこのことを大いに学んでくれた
ことと思います。

【年少クラスの演技】
　

【年中クラスの演技】
　

【年長クラスの演技】