園での生活を見てみよう!

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園長だより「春のひばりカフェ:続編」

6月6日に関西学院大学の武田建先生の2回目の「子育てコーチング」の講演がありました。前回の講演で
出された宿題、毎日10分間、子どもと遊ぶ時間を設けること。お約束表に書いたことが出来た場合は、
毎日ご褒美のシールを貼ること。この二つの事を1週間かけて実際にやってみた結果を、7~8名の
グループに分かれ話し合いをしていただきました。

10分間遊びは兄弟のいる場合は、やきもちもあり大変だったろうと思いますが、予想通り子どもたちは
喜んで、延長してほしいとのオーダーもあったようです。親子の絆や信頼関係をより深めることにつながった
と思います。 また、お約束表ですが、子どもたちが率先してシールを貼るようになったご家庭もあり、
また親が子どもを褒めるきっかけになる効果もあったようです。

武田先生の2回の講演をお聞きしての感想ですが、私の35年間の会社生活の中で、褒められたことは、
片手で余るほどで、奇跡的に褒められた時は、嬉しいと同時に自信がつき、仕事も上手くいったという
記憶があります。このことは誰でも経験することではないでしょうか。

一方、褒める側は、出来るだけ相手のいいところに目を向けるようにすることが大切ではないかと思いますが、
これは難しいことですね。 のどが渇いた時に、コップに半分入っている水を見て、まだ半分残っていて
有難いと思うか、もう半分しか残っていないと悲しく思うか、状況は同じでも心情は全く異なります。
物事はプラスに考えた方が幸せで、私の経験からもマイナス思考に陥って上手くいったことはありません。
「褒めて伸ばす」というのはプラス思考をする癖を身に付けることが大事なのでしょう。しかしながら、
まさにこのことが難しいのですが。