園での生活を見てみよう!

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園長だより「自園調理による給食試食説明会を開催」

12月から始めた厨房の工事がこのほど完成し、2月2日にまずは年中組の保護者の方から
「給食試食説明会」を開催しました。

これまで配達された給食を食べることに苦戦する子どもが多く、本来楽しいはずの昼食の時間が
そうはなっていないことが気になっていました。この理由は、メニューの中身の好き嫌いもありますが、
やはり出来立てでないので温かくないことです。食品衛生法上、給食会社で作られたお弁当は
20度以下の状態を保ち幼稚園に運ばれ、幼稚園で温めることは出来ないことになっています。
(但し、ご飯は別の容器である程度の温かさを保ち運ばれています)
一方、保護者アンケートでは毎回、給食の回数を増やしてほしいとのご意見をいただいています。

話が横道にそれますが、私はNHKで毎週火曜日に放映されている「サラメシ:サラリーマンに昼が来た」
という番組をよく見ますが、出来立ての会社の賄い食を皆さん楽しみにしてよく食べておられます。
本来、食事は待ち遠しく楽しいのも、特に育ち盛りの子どもたちにとってそうあるべきです。

今回、中山台幼稚園の給食は京都の給食会社の㈱花萬さんに委託しました。花萬さんの企業理念は、
日本の文化でもある和食の美味しさを広めたということで、かなり手間暇をかけた質の高い給食
(もちろん洋食もありパンは焼き立てです)を提供されています。試食会にご参加いただいた
保護者の方の評価も極めて高かったと思います。

以前、中山桜台小学校の1年生の担任の先生から、全般的な話として給食を食べさせてことに苦労する
ことが多いとの話を伺いましたが、4月から始まる自園調理による給食で、子どもたちが、給食の時間が
待ち遠しく楽しい、そして何でもよく食べる元気な子どもたちに育ってほしいと願っています。
また、「食育」にも積極的に取り組んでいきます。