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2007年06月27日

『ローズ・エコーコンサートに想う!』

20070626-1.jpg 今日 ホールで「ローズ・エコーコンサート」が開かれた。ローズ・エコーとは雲雀丘学園PTAのお母さんコーラス、のことである。ソプラノもメゾソプラノもアルトも、そしてピアノも みんな雲雀丘学園のPTAさんか同窓生である。
 1980年の結成以来 学園内の出演・リサイタルはもとより 宝塚市民合唱祭や花の万博への出演など数々の積極的な活動を今日まで続けられている。今回は、ローズ・エコーの皆様の爽やかな合唱をたっぷり聞かせて頂いた。また雲雀丘学園小学校教諭・岡村圭一郎さんのバリトン独唱(千の風になって)を特別に聞かせて頂いた。(岡村先生は関西二期会正会員でもあり、このコーラスの指導指揮にもあたっておられる。) 会場のみんなは一人残らず大喜びで大いに盛り上がり、あっという間に終盤を迎えた。
20070626-2.jpg 本日コンサートの取りは年長さんの歌だった。みんなで同じ歌詞(うた)を歌っているのに表情や身振りが(手振りも)それぞれ違っていて個性的であった。ひとり一人が楽しそうだった。そして彼らの歌う「ひまわりさん」「ドロップスのうた」などの歌は どの歌も聞いてるみんなの胸を打った。まさしく「みんな違ってみんないい」の世界をこの個性溢れる合唱団(?)に見いだした「悦び」の瞬間であった。
 もう一つのハイライトは 年長さんがお母さんの方に向かって歌った際にお母さん方がみせた表情の輝きです。全てのお母さんの幸せそうな笑顔が、喩えようもなく素晴らしく、とっても感動的で印象的でした。子ども達とお母さんから、そしてローズエコーさんから今日も又「幸せ」を分けて頂きました。本当にありがとうございました。そして本日のコンサートを企画実施して頂いた中山台幼稚園PTA教養委員会の皆様 本当にありがとうございました。感動と充実、そして感謝の1日でした。
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2007年06月11日

子どもは里山に遊び、自然にふれる!私は童心にかえり、子どもの未来を考える!!

20070611-1.JPG 6月1日から幼稚園の制服は夏服に替わりました。白い帽子、白い服はまばゆいばかりです。梅雨に入る前のこの絶好の季節に 子ども達はかわるがわる園バスに乗って自然一杯の宝塚市の最北部の農園へ出かけました。農園のお母さんから「大きくて 赤くなったのから採ってね!」「いっぱいたべてね!」と説明を頂いたあと、こども達は一斉にイチゴ畑に入っていきました。「あった!」「大きい!」「おいしい!」「もう無いよ!」「もっと採りたい」「・・・」と口々に歓声をあげながら、たちまち一畝、二畝と平らげて行きました。おなか一杯になった筈なのに 愛情一杯詰まったおにぎり弁当もたちまち平らげて仕舞いました。子ども達はイチゴ畑の横や上の原っぱを走り回り、かえるを追っかけたり、草や花を見つけたりして遊んで 自然・里山を堪能しました。クローバーを束ねておみやげにするという子もいました。珍しい四つ葉を見つけてくれた子もいました。「てんとう虫がいる!」と教えてくれた子についていくと 草の葉に何かが見えました。目をこらしてみると それは、うっすらとした色で弱々しげな形をしたてんとう虫の子どもでした。円い背中がくっきり鮮明な赤と黒になるにはもう何日かかかるようでした。

20070611-2.JPG 翌週 朝 通園バスで着いたばかりの子ども達がにぎやかに園庭へ飛び出てきた。何かしら、と近づいてみると みんなで「カエルの池」を作っている所でした。子ども達は先日行ったイチゴ摘みからカエル君達と一緒に帰ってきた様である。その池には 葉の上で鎮座する緑色の雨蛙や(石の陰で土色になったアマガエルや)ひきがえるがいて、子ども達は目の色を変えながら遊んでいました。

☆☆☆子ども達のお陰で、子ども達と一緒にいることで新しい発見ができたり、自然や環境に思いを馳せたり、田舎や里山の事を懐かしんだりしている。と同時に この子ども達ともっともっと色んな観察・出会い・体験・驚き・喜びが共にできたらいいなあ、という思いが ますます強まったこの数週間だった。
「子どもの未来に貢献できることは何でもやってみよう!」と思いました。
(蛇足)
童心という字は「里」の上に「立」「心」とかく。つまり里山・田舎などでこども心、おさな心で遊ぶ事を「童心」、というのではないか、と勝手でこじつけた解釈を自分でしてしまいました。