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2007年12月19日

子ども達は今日も帰って行く!(ちょっと寂しい気分の2学期末でしたが・・・・)

今週から午前保育になりました。猛暑の夏、秋の運動会、冬のクリスマス音楽会も終わりもう数日で終業式となりました。
園児達は ゆったりと家族で団らんのできる冬休み、そしてお正月を迎えます。
「今年ほど年末が早く来たことは無い!あっという間に師走ですね!」 実は今まで こういう話題こういう挨拶を自分から口にするのは避けていました。 その理由は「時間が早く過ぎて行く(様に思える)!」などというのは 「お年寄りの方」特有の表現と自分勝手に決めていたからです。
でも 今年の師走は この「お年寄り風?」挨拶を連発してしまいました。が 私は「年寄り」には成りませんでした。  昨日も今日も明日も どんなに寒くても 毎朝玄関にたって 「おはよう!」と子ども達を迎えています。帰るときは「さようなら!明日の朝も元気でネ」を続けています。朝夕のこの時間は 私が大変好きな時間です。但しその時の私の「服装だけ」は この冬から変えました。
冷たい扉を開ける時、手には手袋を、寒い風の階段の下に在る時は「マフラー」を巻くようにしました。
幼稚園での この無上の喜びの時間を元気に続けたい、そんな気持ちがこの「寒さ対策」になりました。
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今日の朝 その玄関でとっても うれしいことがありました。  2  0071219-3
園庭にいる私に Bくん(4才)が近づいてきて 「きのう 園長にバカ!といってゴメンネ」と小さく言ったのです。
実は 昨日の朝 ロータリーで1台の車から中々降りない子を 後続車を気にした私が無理矢理おろしました。
彼は相当怒っていました。その子がBくんだったのです。
その時 彼は「園長のバカ・バカ・バカ!」と言って私に涙の抗議していました。(自分で降りる!という)彼の意思を無視した私は素直に彼に謝りました。 「僕こそ ごめんなさい!」
一瞬あっけにとられはしましたが、冬休み前の ちょっと寂しい気持ちは一変し、本年一番の清々しい気分の朝となりました。
「Bくん!君のお陰で 心豊かになれました。有り難う!」