« 2009年09月 | メイン | 2009年11月 »

2009年10月20日

“「良き習慣」を身に付けるのは今!♪”
(新型インフルに勝った?正しいシュウカン!)

運動会が終わった次の週、園庭で元気にミニ運動会♪
(フープとかけっこを楽しむ年少さん)
新型インフルも寄せ付けず、遊びに夢中♪
(「山とトンネル」「丸太ン棒」「芝生の広場」解禁!)

一学期のインフルエンザ休園以来半年あまり、私の頭にこびりついて離れなかったキーワードの一つに“シュウカン”すなわち「生活習慣」があった。
身に付けたい「習慣」には、私が幼稚園で事ある毎に呪文のように唱えている「早寝、早起き、朝ご飯」~「歯を磨く、挨拶をする、お手伝いをする」などがあるが、ここでいう“シュウカン”は「手洗い」「うがい」のことである。
本年5月に「当園の誰も感染していない、学級閉鎖も無い」状況で、残念ながら幼稚園は1週間休園した。が、その後、夏休みに一人、シルバーウイークに一人、と若干の感染者を認めたものの幸いにもその後の広がりは無く、その間に運動会、芋掘り・栗拾い、稲田の体験、ドングリ拾いなどの様々な楽しい行事が進み、子ども達は運動の秋、実りの秋・食欲の秋、紅葉の季節を満喫している。
ここまでの無事と順調な保育・行事の進行に私は正直なところ安堵し胸をなで下ろしている所である。
新聞等の情報では、確かに小学生以上の感染者に比べ幼稚園児の感染者の比率はぐっと低い。しかし、今日まで新型インフルの襲来を阻止できているのは、そんな年齢差別によるものが要因ではなく、子ども達の“シュウカン”が新型インフルの侵入をくい止めて来たのではなかろうか。「手洗い」「うがい」の習慣の徹底と継続が一番、効いているのではなかろうか、と言うのが私の推測です。
勿論、良き習慣、正しい生活習慣はご家庭の日頃の意識の高さと子どもの健やかな成長を願うお気持ちの深さによって形成されることは言うまでもないことである。が、ご家庭で小学生になってから、ましてや中・高校生に良き習慣を身につけさせるために多くの時間と大きい労力を割いても報われることが少ないのではないだろうか(と推測しています)。
その年代は、誰かに何かを指摘されたり注意されても、幼児期のように「素直に聞けない」年頃にかかっているから、です。
聞かないのが悪いのでもなく 注意するのがいけない、とも言うつもりもありません。その頃は「自分で考え、自分で気づき、自分で成長する」年代に入っているから、だと思うのです。
私が還暦を過ぎてから(気づいた、というよりは)気づかされた事の一つに「良き習慣を持つ人、正しい習慣を続けている人は 常に健康で輝き続けている!」と言うことである。具体的にいうと、ある日、声が元気で若々しく顔艶もよく、且つ私より上手な方とゴルフをご一緒してハーフを終えクラブハウスに戻った時、その方は10数回うがいをした後、今度は手の先や指だけでなく肘の辺りまで念入りに時間をかけて石けんを使って洗ってらっしゃいました。その方の年齢を聞くと私より10数歳高齢でした。それ以来、私はその人に習い、心を入れ替えて「うがい」「手洗い」を徹底するように成りました。(私もあの年齢まであのように楽しく元気で過ごしたい!と誓ったのでした)