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2013年10月29日

絵画や製作

昨日、教員養成大学校の先生が実習生の様子を見に来られました。帰り際に「子どもたちの絵や製作がのびのびしていますね」とお褒めいただきました。先生は造形が専門でらっしゃるそうで、私は素直に大変うれしく思いました。中山台幼稚園では題材や道具などについては、クラスの担任が子どもたちの経験や興味を考えて選んで用意しています。それ以上のこと、たとえば「ここはこう描きましょう」「あれも描き入れた方がいい」などは言わないようにしています。子どもたちの心の中にあるもの、それを表現したい気持ちを大事にしようと考えているからです。
19日の川西能勢口駅「阪急レールウエイフェスティバル」でも同じ感想をご年配の方から頂きました。このフェスティバルで年長87名の絵が車輛内に展示されていたのです。今は梅田駅ギャラリーコーナーにて週替わりで1クラス毎に展示されています。梅田に行かれる機会があればご覧になってください。(改札内2階連絡通路の神戸線ホーム下です)
最後にひとつお願いがあります。子供の絵を見て、大人目線で「上手、下手」と簡単には言わないで頂きたいのです。時には「人の目を黒く●って描くのはどうなんでしょうか?」と聞かれます。「描くことが楽しい!描きたい!」という気持ちを育てていけば、いつかマチスやルノアールのように表情のある人の目も描くのではないでしょうか。私の友人は小学校の頃、やっと描けた絵を見せに行ったら、その先生は新しい画用紙を下さったそうです。それ以来、絵はご免被ることにしたそうです。

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