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2014年02月12日

発表会まで一週間

園の3大行事であり、一年の保育の総仕上げとなる「発表会」がいよいよあと一週間に迫りました。
中山台幼稚園の発表会は他の園と相当に趣が違っています。各クラスごとに作ってきた劇表現と歌の発表ですが、劇が独特のものになっています。衣装も被り物もまといません。いつもの体操服だけです。なぜか?
衣装や被り物があれば、子どもたちはその気になって演技しやすいでしょう。見ている方も分かりやすいと思います。自然に雰囲気も出ますし良いことずくめです。それらが無い分、子どもたちは難しいことになりそうです。しかし敢えて「無し」にこだわっているのには訳があります。
子どもたちは束縛を受けずに自力で自由に動くことができます。役のおかれた状況や気持ちをどのように表現するか、本気で考え工夫し、先生や友だちの表現を受け止めながら、その年、そのクラスでしかできない劇を作っていくのです。
中山台幼稚園はこの発表会(劇づくり)だけ、このような考え方で保育をしているのではありません。一年を通してこの少し難しい(子どもたちにも先生たちにも見る側にも)保育に取り組んできました。
さて当日、どんな劇になるでしょうか?表面の上手下手もありますが、子どもたちの心の内側を覗くようなつもりでご覧いただきたいと思います。

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       お誕生会での先生の劇です(被っていますね)   
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       絵本の読み聞かせ風景(子どもたちはこの時間が大好き)
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       外にでて冬に咲く花探し(水仙やさざんか、タンポポも)
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      雪のなか、まあるく氷が張って「メガネだ!」
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       1月参観で劇づくりの過程を見ていただきました