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2014年04月28日

子育ての最終的な目標とは

私事で恐縮ですが、私には32歳になる一人息子がおります。すでに結婚し今年子供も生まれました。私は親として息子に唯一期待していたことは、親から自立して生活することでしたので、これを達成したうえ、孫までつくってくれたので100点満点と思っています。

それで思うのですが、子育ての最終的な目標は、雛が成長しやがて巣立つように、子どもが学業を終え、親から自立することではないでしょうか。

幼稚園への入園は、親からの自立に向けたまさに大きな第一歩です。
子どもにふさわしい生活環境の中で、人や自然や幼稚園という社会に関わって、主体的に活動することを学び、自立心を養うのも幼稚園の重要な役割です。

話がだいぶ横道に逸れますが、「自立」に関連しての話です。
ジョン・F・ケネディ大統領の有名な就任演説の中に、「米国民の同胞の皆さん、あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。 あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい」という一節があります。
自立や自助を説くと同時に、現在の日本でも横行している義務を伴わない権利の主張の戒めにもなる言葉ではないでしょうか。

2014年04月19日

年少さんの様子

年少さんが入園して1週間が経ちました。最初は「ママ、ママ~」と泣いていた子も少なくなってきました。職員室では今年の年少さんは優秀との評価です。
思えば、私も幼稚園に行くのがいやだとごてた覚えがあります。私の前々任の高家園長なんかは、入園3日目で退園したそうで、経歴に幼稚園中退も書けないと笑っておられました。

私は毎朝、園児たちをお迎えしますが年少さんもきっちり「おはようございます」と言えるようになってきましたし、上履きの履き替えも一人で上手に出来るようになってきて、日々の成長には驚かされる毎日です。

それから思いますのは、年少さんでも私によく話をしてくれる子どもが結構たくさんいます。私の幼稚園当時の記憶は定かではないですが、大人しかもおじいさんに近い年代の男の人に気軽には絶対話せなかったと思います。この点で言えば、昔より今の子の方がはるかに大人慣れをしており、誰とでも会話出来るこのコミュニケーション能力はいつまでも大事にしてほしいものです。

s4.14保育第一日目、 (4).jpg s4.14保育一日目、保護者会 (18).jpg

2014年04月14日

平成26年度入園式

4月11日に行いました入園式では、年少さん86人、年中さん4人の新しいお友達をお迎えしました。最初は緊張気味の子どもたちでしたが、先生方が「トントンひげじいさんの手遊び」をしだすと、子どもたちの緊張感も解けてきて、先生のしぐさを上手にまねて指遊びをする子どもたちがたくさんいました。そして最後に歌った「チューリップの花」は、みんなで元気よく歌ってもらいました。

入園式には、大勢の保護者の方もお見えになり、子どもたちは大きな不安感や緊張感を感じますので、子どもたちの負担を極力軽減しながら華やかで厳粛な雰囲気の中にも楽しい、明日から幼稚園に来るのが楽しみという入学式を心掛けました。

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子どもたちは遊びと共に行事に参加することによって成長すると言われます。
入学式をはじめ運動会や音楽会等の行事を通して徐々に社会性を身に付けていきますので、行事は子供たちの成長の糧になるよう有意義なものにしたいと思います。

さあ 新入園児を迎え、園庭の花壇のチューリップもきれいに咲き、木々も芽吹き出しました。あかるく ゆたかに たくましく伸びていく子どもたちの健やかな成長を願い、私たち中山台幼稚園の職員全員、力を合わせ頑張って参ります。