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2014年05月26日

通園バスを3台体制にして

4月から通園バスが2台から3台体制になりました。
このことにつきまして、保護者の皆様のご理解とご協力を賜り
感謝しております。
この3台体制の目的は「保育の質と量の向上」です。
まず保育時間については、午前中30分、午後10分計40分保育時間が
増えました。年間にすると120時間の増です。
この保育の量のアップに伴い、質も高めています。
午前9時に全園児が揃い、特に園児が元気な午前中に30分保育時間が
増えたことにより、例えば自然観察の好機の4~5月は、タンゴ虫やツバメ、
藤やタンポポの花の観察に時間を割き、それらを題材にお絵かきや
工作の指導も従来より時間を掛けることが出来ました。
さらに年少さんのクラスのまとまりも昨年よりも早くなっています。
さら保育の充実に努めていきたいと思います。

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2014年05月19日

PTA総会が開催されました。

5月16日に中山台幼稚園のPTA総会が開催されました。お忙しい中ご参加く
ださいましたPTAの役員の皆様、保護者の皆様、有難うございました。
また、日頃から園の運営にご協力いただき感謝申し上げます。
PTAは戦後、それまでの軍国主義教育の反省から教育の民主化のために導入さ
れたようですが、今日では、保護者も教育機関と連携して、子どもたちの健や
かな成長のため、教育環境をよくしていく活動をしていただくなど、まさに強力なサポーター役で大変有難く思っています。
ただ、PTA活動はあくまでボランティア活動ですので、どうかご負担のかからない範囲で、出来れば保護者同士のネットワークが広がり親睦が深められ楽しんでいただける、中山台幼稚園ではそんなPTA活動をしていただければと思っています。

2014年05月12日

雲雀丘学園高校の体育大会

昨日、雲雀丘学園の高校の体育大会に行って来ました。
運動会を見ること自体が久しぶりでしたので、溌剌とした若人達の躍動振りを見て元気をもらいました。先生の「全~体、 止まれ!」の号令に、男子生徒達が「1・2・3・4・5」と大きな掛け声をかけピッタリ止まるのも懐かしい光景でした。また、体育大会を盛り上げる3年生が演じるエンカレッジというパフォーマンスは、クラス毎に工夫をこらした衣装を身に着け、今流行りの曲に合わせ踊るもので、衣装の用意や練習も大変だったでしょうが、いい青春の思い出になるでしょう。私の高校時代にも同じようなパフォーマンスがありましたが、曲は確か「秋田音頭」でした。時代の差ですね。
エンカレッジのみならず、各種の競技においても生徒たちがいきいきと楽しんでやっている様子を見て、秋の中山台幼稚園の運動会でも園児や保護者が楽しめる運動会にしたいと思います。
尚、優勝したクラスが発表された瞬間、大きな歓声があがり女子生徒は涙ぐんでいました。

2014年05月07日

「子ども・子育て支援制度」について考える

平成27年度から「子ども・子育て支援制度」が本格稼働します。これは安倍内閣が提唱する女性の社会進出を促進するため、待機児童をなくし、認定こども園を普及させることを柱にした政策で約7000億円の資金が投入されるようです。

私が社会人なった昭和50年代頃の企業では、女性社員は男性社員のサポート的な仕事が中心でしたが、1986年に制定された「男女雇用機会均等法」の施行以来、女性社員の役割が増えたことや経済的な理由から、結婚や出産後も働き続ける女性が増えたため待機児童の問題は急を要する重要な課題です。
また一方で、出産後は子育てに専念したいという女性も大勢いらっしゃいます。

認定こども園は、その両方の保護者のニーズを満たすため、幼稚園と保育園の双方の機能を有するものですが、幼稚園と保育園では保育時間の長さや保育内容も異なることがあるため、それらのことから生じる問題点もよく考えておく必要があると思われます。

来年度から本格稼働する「子ども・子育て支援制度」は現行の幼稚園を認定こども園に一挙に変えるものではないですが、保護者の方には幼稚園、保育園、認定こども園の違いを理解していただき、子どもとってどんな保育が大事かということを考えていただく機会をつくることが重要と考えます。