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2014年06月30日

ローズエコーコンサートで大ハッスル

6月23日にローズエコーコンサートがありました。
ローズエコーは雲雀丘学園PTAのOBの方が中心となって結成された合唱団で、中山台幼稚園ができた当時から幼稚園でコンサートをしていただき、毎年年長クラスも参加しています。
今年はローズエコーの皆様のご配慮で、園児たちが関心を持つ楽しい歌を歌っていただきました。ローズエコーさんのあとに年長クラスが「てんとうむしのたび」と「うたえバンバン」を歌いましたが、ローズエコーさんの素晴らしい歌声に触発されたのか年長クラスも大きな声で大変上手に歌えました。

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またコンサートの指揮をされた雲雀丘学園小学校の音楽担当の岡村先生は、声楽家でもありますが、先生が歌われた身振り手振りを交えた「かにの床屋」は、園児たちにも大好評で、プロのバリトンの歌声に魅了され興奮気味でした。
どんなことでも楽しいと思えば、園児たちの目は輝き、活動が活発になります。本物の音楽や芸術に触れることは大事なことですが、その見せ方に工夫が必要であることが、今回のローズエコーコンサートでよくわかりました。
ローズエコーの皆様、岡村先生、有難うございました。

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2014年06月23日

歓声

6月19日にプール開きをしました。
4月に中山台幼稚園の園長になって、毎日のように園児たちの歓声は聞いていますが、この日のプールの中での歓声が一番でした。園児たちの歓声を聞いていると私も嬉しくなりパワーをもらいます。
「もういくつ寝るとお正月」という歌がありますが、大人でも子どもでも先に嬉しい事や楽しい事が待っていると頑張れるものです。もっと言えば生きる力や希望を与えてくれます。幼稚園での保育の目的は園児たちの生きる力の基礎をつくることです。集団生活でのルールやマナーも学んでもらいますが、出来るだけ園児たちに喜びを味わう機会を作りたいと思っています。それが園児たちに生きる力を与え、健やかな成長に一番寄与すると考えるからです。

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2014年06月12日

子ども頃の話

6月3日にPTA教養委員会主催による「園長を囲む懇話会」がありました。その折に私の子どもの頃の話もさせていただきましたので、この「園長だより」でも少しご紹介させていただきます。私は神戸市長田区の丸山というところで生まれ育ちました。山や川や雑木林のある自然に恵まれた郊外で、遊ぶ場所には事欠かないところでした。小学校4年生の頃までは学校の友達や近所の子ども同士で実によく遊びました。缶蹴り、かぶと虫取り、探検ごっこ、軟式庭球のボールを手で打つ三角ベースの野球等々。三角ベースの野球は子ども同士でルールも決めてやっていました。その当時(50年くらい前)はテレビゲームがない時代、遊びはもっぱら外遊びでした。今でも身体を動かすことが好きで、健康診断の結果も悪くないのは、子どもの頃によく遊んだお陰かもしれません。また人間関係でもあまり苦労したことがないのは、やはりいろんな友達と遊んだことがよかったのではないかと思っています。
保護者からのアンケートでも外遊びを充実させてほしいとの声があります。今の子どもたちはテレビゲームのせいばかりではなく、遊び場所の問題や習い事で外遊びをする機会が明らかに少ないと思います。通園バスが3台になったことから外遊びの時間も増えましたので、私が子どもの頃に好きだったドッジボールを幼稚園向きに改良したものを是非して私も一緒に遊びたいと思っています。

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2014年06月11日

宝塚東高校生徒さんによる園児との交流実習

6月6日に、宝塚東高校の「発達と保育」という選択科目を履修している37名の生徒さんによる園児との交流実習がありました。
1クラスに3~4人の生徒さんが入り、事前に用意した遊び(紙芝居・折り紙・指あそび・クイズなど)をしていただき園児たちも大喜びでした。
37人の生徒さんのうち7名が男子の生徒さんで、中には大きな身体に日焼けし顔、頭は丸刈り、足のサイズはなんと29cmというどこから見ても体育会系の生徒さんもおられました。
また別の男子生徒さんは「ぶんぶんぶんはちが飛ぶ」と「大きな栗の木の下で」を上手にピアノで伴奏、園児たちも伴奏に合わせ精一杯大きな声で歌っていました。
お兄さん、お姉さんと一緒に遊べ大変楽しいひとときを過ごせました。
様々な人材が保育の世界でも活躍することは、子どもたちにとって大変プラスですね。

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2014年06月02日

中山台のピカソ

この絵は何の絵だかわかりますか?
この絵は、5月13日に宝塚東消防署から消防車が中山台幼稚園に来て園児に消防自動車についての見学や説明があった後に、年少クラスの園児が描いた消防自動車の絵です。年少さんはまだ輪郭が上手く描けないので、色で消防車を表現することになりますが、それにしては、この絵は赤色よりグレーが目立っています。これはいったい何を表現したかったのでしょうか?私もその折、消防署の方の話を聞きましたが、消防用のホースの説明もされていました。この絵を描いた園児はきっとホースの話が印象に残り、それがこの絵のグレーになったと思います。自分が一番印象に残ったことを思い切って表現する、この感性はいつまでも大事にしてほしいですね。きっと幼少期のピカソもそんな子どもだったのでしょうね。

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