« 2015年01月 | メイン | 2015年03月 »

2015年02月23日

「お礼:ひばり祭の収益金を頂戴しました」

先日、昨年の「ひばり祭」の収益金60万円をPTAの役員の皆様から頂戴しました。心から御礼申し上げます。
この収益金の用途につきましては、毎年保育の充実のために使わせて頂いておりますが、昨年度は「雛人形」他を購入させていただきました。現在多目的室に飾らせて頂いておりますので是非一度ご覧ください。
また、本年度につきましては、お誕生日会で使っていますお皿が古くなっていますので、新しくいいものに買い替えさせていただきます。他にも園児の健康管理器具やお弁当を温める温蔵庫の購入に充てさせていただく予定です。

尚、来年度(平成27年度)からPTA主催の「ひばり祭」を園主催の「夏祭り」に変えさせていただくことについて、いろいろご意見もあったかと思いますが、ご理解を賜り有難うございました。園児たちの思い出に残る夏のイベントになるようにしたいと思っていますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。

sP2180191.jpg sP2190189.jpg

2015年02月16日

「自分を変えるには」

私事で恐縮ですが、私は子どもの頃から、人前で目立つことが嫌いで、どちらかと言えば引っ込み思案な性格でした。「三つ子の魂百まで」と言いますのでその性格は今でも変わっていません。園長なのでそんなことを言っている場合ではありませんが。
ところで、毎月のお誕生日会で先生方の劇がありますが、このところ私にも出演依頼があり出させて頂いています。劇に出たのは小学校4年生の時以来50年振りでしょうか。1月は「桃太郎」の村人役、今月は「どうぞの椅子」の熊さん役で出演しました。いずれも一言二言のチョイ役ですが、園児に顔を見られるのが恥ずかしいので熊の面を作っていたところ、先生方から園児たちは園長先生の顔の表情まで見ているので面はNGですよと言われてしましました。
それでも劇に出る以上は園児たちに注目してもらわないといけませんので、オーバーアクションをしたり、セリフも台本通りではなく自分の言葉で感情移入しないといけません。目立つことが嫌いでシャイな私には試練ですが、自分を変えるチャンスと心得、園児受けする性格俳優を目指しこれからも出演を続けるつもりです。但し、声が掛ればの話ですが。

【1月の誕生会 「桃太郎」で村人役】
s1.21誕生会 (1).jpg s1.21誕生会 (22).jpg 
【2月の誕生日会 「どうぞの椅子」で熊さん役】
s2.4誕生会 (9).jpg s2.4誕生会 (9).jpg

2015年02月02日

「2歳児保育について考える」

先日、2歳児保育の研修があり参加してきました。兵庫県私立幼稚園協会主催の研修で会場には大勢の先生方を来られていました。認定こども園の増加や早くから子どもを集団の場に慣れさせたいという保護者が増えていることが背景にあり、2歳児保育をすでに実施している幼稚園や検討している幼稚園が増えており2歳児保育は幼稚園業界の関心事になっています。講師の先生は、幼児教育の権威で日本保育学会会長の小川博久先生で大変参考になる話が伺えました。
小川先生の話によれば、2歳児保育のキーワードは「同調性」とのことでした。
この言葉の意味するところは、例えば保育室はあまり広い所ではなく、家の居間に近い広さがいいとか、先生の目線は子どもと同じくらいの高さがいいため、床やカーペットの上で保育する方がいいとか、子どもとの会話の際には、子どもが話し終わるまで待ってから親が話す、子どもが話すたびにうなずく、要は子どもの気持ちや生活のペースに同調することが重要とのことでした。子どもとの同調が出来れば自我が芽生え始めた3歳児に比べ、2歳児の保育はそれほど難しくないとも小川先生は言われていました。
子どもが泣きじゃっくってはっきりものを言えない時に、泣いていてはわからないのではっきりものを言いなさいとついつい言ってしまいがちですが、子どもが落ち着くまで待つことが大事で、どちらかと言えばせっかちな性分の私には大変勉強になった研修でした。