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2015年05月25日

理事会・評議員会

本日、雲雀丘学園の平成27年度5月度の理事会・評議員会が開催されました。
雲雀丘学園の理事会・評議員会は年2回開催され、学園が公正に適正に運営されているかのチェックを受け、また運営に関する種々の助言をいただいています。
構成メンバーは24名で、学園関係者以外に、経済界の方を含む学識経験者、卒業生、保護者で構成されています。
理事会・評議員会では、事業や決算の報告や審議がされますが、そのあと毎回、各校種から近況を報告することになっています。

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今回、中山台幼稚園からは今年度から始めたことや、昨年度から変えたこと、4~5月の保育の様子について報告しました。保育の様子では、毎年この時期は自然観察の好機で自然と接する機会を多く持ち、園庭で観察しただんご虫を描いた絵や、今春整備しました「冒険道」のことなどを紹介しましたところ、最年長(91歳)の理事の方から「私ももう一度幼稚園に戻りたい」とのコメントをいただきました。。

【年少クラスのだんご虫の絵】
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【年中クラスのだんご虫の絵】
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【冒険道での園児たち】
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【ピーピー豆が大流行】
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2015年05月18日

PTA総会

5月15日に中山台幼稚園のPTA総会が開催されました。
今年度は役員数の変更や、これまでのPTA主催の「ひばり祭」が幼稚園主催の「夏祭り」に変わるというPTA活動の大きな転換があります。「夏祭り」についてはPTAの役員の皆様にお手伝いをお願いするため、PTA実行委員会(本部役員、3委員会の委員長、園長、保育主任で構成)でご意見を伺いながら準備を進めていますが、総会の場で私の方から「夏祭り」の概要ついて説明をさせていただきました。
日時は7月23日(木)の15:30~18:30。送り迎えは通園バスでさせて頂きます。内容はホールでのアンニョン・クレヨンさん(宝塚在住の歌のお兄さんお姉さん)による歌のショーを予定しています。また教室では輪投げやスーパーボールすくいなどのお遊び、園庭では先生方が和太鼓を打って、子ども向けの盆踊りをする予定です。また時間が夕方になるため、PTAのお母様による手作りカレーを提供したいと思っています。

話は変わりますが、先日の朝日新聞にPTAが必要か否かのアンケート調査の協力の依頼が出ていました。このことについては様々なご意見があると思いますが、「運動会」や今回の「夏祭り」のような大きな行事ではPTAの皆様のサポートなしではスムーズな運営が出来ません。また保護者同士の交流も大事だと思います。さらに言えば幼稚園や学校をより良い教育環境にするという思いは、教育機関も保護者の皆様も同じだと思います。
PTA活動が、過度な負担にならないよう、しかしやりがいのある充実した活動になりますよう、中山台幼稚園らしいPTA活動の在り方を保護者の皆様と共に考えていきたいと思っています。
【PTA総会】
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【委員総会】
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2015年05月13日

「流石!先輩」

年少さんが入園して1か月が経ちました。前の「園長だより」にも書きましたが、年少さんにとって人生で初めて経験する幼稚園という社会へのデビュー。相当なカルチャーショックを受けたことと思います。毎年のことですが、「お母さんはどこ?」「家に帰りたい!」「これはどうするの???」等々、幼稚園に慣れるのは大変ですが、今年は比較的スムーズに幼稚園に馴染んでくれています。
その一つの理由は、年中さん年長さんのお兄さん、お姉さんが通園バスの中で席を教えてあげたり、幼稚園に着いてからも教室へ連れて行ってあげたり、中にはお着替えの手伝いをしてくれる園児もおり、いろいろ優しく世話を焼いてくれる先輩の存在が、年少さんにとっては大変頼もしく心強く思うからではないかと思います。
今日あった5月の「お誕生日会」でもこのことに触れ、年少さんになり代わり、年中さんと年長さんに心からお礼を申し上げました。相手を思いやり困っている人がいれば声を掛ける優しさはいつまでも大切にしてほしいと思います。流石!先輩。

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2015年05月04日

「食育」について考える

4月28日に「給食試食会」がありました。毎年、給食が始まるこの時期に納入して頂いています富貴屋さんの宮崎社長にお越し頂き、給食について話を伺いながら試食をして頂いています。
富貴屋さんの方針は、極力「冷凍食品」を使わないようすること、そして「うま味調味料」を控えた手づくりの給食で、子どもたちに本来備わっている自然の味を美味しいと感じる『正しい味覚』を育てたいとのことです。
昨今、ファミリーレストランやファーストフードの食事を子どもたちが口にする機会が増えていますが、これらの食品の中には、添加物やうま味調味料が使われ、子どもたちがこれらの食品を食べる機会が多いことで、「うま味のある濃い味」でないと「美味しくない」という味覚を身につけてしまいがちですが、宮崎社長は素材本来の風味や味わいを知ることが大切とおっしゃっています。

「食育」という言葉があります。小泉元総理が厚生大臣時代に使い始めて広がったようですが、実は明治時代からある言葉(造語)で、子どもに食べさせる食品の影響によって子どもの心身を養うという意味で用いられたそうです。
私なりに「食育」を考えてみますと、やはり好き嫌いをしないこと、もっと言えば何でも美味しいと感じられれば最高ではないかと思います。そのことが健康な身体をつくり、ひいては偏りのない思考にもつながるのではないかと思います。

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