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朝日新聞社のPTA調査

読まれた方もいらっしゃると思いますが、朝日新聞社が「PTAをどう考えますか?」というテーマで読者を対象にした調査の結果が、5月24日付の紙面に掲載されていました。結果はPTA必要派が37%、不要派が56%、どちらでもないが7%で、不要と思われている人の方が多いという結果でした。
このことについては様々な意見があると思いますが、新聞に出ていた必要派の意見としては、
・PTAは単なる学校のサポーターではなく地域の重要な組織の一つ
・教育環境改善のためには、意見を集約するPTAのような組織が必要
・閉鎖的な学校に外部との接点を作る意義は大きい
不要派の意見としては
・「平等」を振りかざしPTAの仕事を強要するのが問題
・参加しなければ保護者間でいじめが広がり、子どもの関係まで波及する

5月の「園長だより」で、中山台幼稚園のPTA活動が、過度な負担にならないよう、しかしやりがいのある充実した活動になりますよう、保護者の皆様と共に考えていきたいと書きました。そのために大事なことは、PTA活動のことも含め園運営や保育の方針や考え方をわかり易く明確に保護者の方へ示すこと、また保護者の方の生の声をよく聞くことだと思いますが、この双方向でフランクなコミュニケーションがこれまで充分に出来ていたとは思えません。また、先日あったPTA実行委員会でも同様の意見が出ました。2学期になると思いますが、美味しいケーキでも食べながらリラックスして自由に話し合える場を作りたいと思っています。

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