« 「すべては、園児の笑顔にために」 | メイン | 「スキマの植物」 »

「韓国の英語教育事情」

雲雀丘学園では幼稚園から高校まで最長15年間の在籍が可能ですので、途中で途切れることのない15年一環した英語教育を検討しています。そのような雲雀丘学園ならでの英語教育の在り方を研究するため、6月上旬に雲雀丘学園小学校の松石教頭(中高の教頭との兼務)がソウル市内の公立小学校に英語教育の視察に訪問しました。

ご存知のように韓国では、サムスン、LG、ヒュンダイといたグローバル企業が躍進していますが、韓国社会全体が日本より海外志向が強く、またそのための英語教育にも大変熱心だそうです。韓国では小学校3年生より週2時間の英語の授業があり、今回、3年生と4年生の授業を参観した松石教頭が特に参考になった点や印象に残った点は次のようなことであったそうです。

・ネイティブの外国人教師と韓国人の英語の教師の2人体制
・1クラスの人数が20名~25名と少人数
・教科書や付属のDVDが充実しており、視覚教材が多い
・グループワークやロールプレイをさせている
・大きな声で発音させ、レピート回数が多い。
• 授業モラルが高い

最後の授業モラルのことですが、元々儒教道徳が発達した韓国では、現代でも先生を敬う日が制定されているそうです。いくら教育に投資をしても有効な投資になるかそうでないかは、その教育を受ける子どもたちの心構え次第とも言えますね。

s010de1a5d34867a4afb2aac6721968e18258fbcbdd.jpg s0153c2ca932cd7767eed9e2f7d5d8237d62ebd96c3.jpg

sIMG_0238.jpg sIMG_0243.jpg

sIMG_0254.jpg sIMG_0257.jpg