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「松本先生(保育主任)を囲む会」

7月10日にPTA教養委員会さんの主催で「松本先生を囲む会」があり私も出席させていただきました。2年おきくらいに「園長を囲む会」はありますが、「保育主任を囲む会」は新しい試みで、松本先生の保育に対する考え方、ひいては中山台幼稚園としての考え方を保護者の皆様にご理解いただける機会にもなり大変有意義な会になりました。お世話をいただきました向山教養委員長さんはじめ教養委員の皆様に心から感謝申し上げます。

松本先生の話を聞きながら感じたことの一つは会の最後の挨拶でも申し上げましたが、中山台幼稚園の特色保育である「身振り表現」に関してです。その季節折々の生き物や草花などを観察して身振りで表現する保育ですが、その意味合いは自然へ興味を持つこと、その生き物になることで他者を思いやる心を育てることに加え、例えばザリガニを見て、ザリガニの絵を描くだけより、ザリガニの動きをよく観察をして、頭の中でその動きを反芻して、自分自身で実際に身振りで表現することで、ザリガニがより身近な生き物に感じ、より関心が深まることもこの「身振り表現」の大事な点です。

そしてもう1点は、特に幼児期は様々な「楽しいこと」をなるべく数多く経験させることが、その後の可能性の広がりにつながるという話でした。よく健やかな成長という言葉が使われますが、幼児期の子どもの健やかな成長に欠かせないものがこの「楽しいこと」の経験ではないかと思います。そして私にも経験がありますが、幼児を持つ親が子を見て本当に嬉しく感じることは、何か楽しいことをしている時の明るく元気で屈託のない我が子の姿であり、それがまた親にとっての最良の癒しではないでしょうか。

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