生活発表会(2日目)
今日は、生活発表会の2日目です。あひる組、こぐま組、なでしこ組、すぎのき組、ねむのき組の劇を発表しました。12月に行った音楽会は、学園講堂にて盛大に行いましたが、生活発表会は幼稚園のホールで行います。子どもたちの表情がよく見え、一人一人の思いが観客の皆さんに伝わるからです。今日も子どもたちの精一杯な姿、思いが見えました。そんな子どもたちの様子を受けて、皆様にも真剣に観て頂き、ホール全体が一つになれたように思いました。今日の経験は、子どもたちにとって大きな自信と喜びにつながったことと思います。
▼年少 あひる組『ぶんぶんはちがとぶ』
「ぶーん」元気な蜂の羽音をならしながら、ホールいっぱいに「蜂」になって表現できました。蜂を怖がって隠れてしまう虫や、優しいバラや藤のお花にも上手になることが出来ました。一生懸命な姿がとても微笑ましかったです。
▼年少 こぐま組『おおさむ こさむ』
雪ぼうずの「おおさむ」と「こさむ」のお話を、3学期の冬の自然の遊びに絡ませて遊んできました。担任のナレーションを聞きながら、それぞれ上手に、精一杯劇に参加していました。雪の世界、雪ぼうずの世界が、子どもたちを通じて、観ている方も楽しく観る事が出来ました。
▼年中 なでしこ組『こぎつねコンとこだぬきポン』
「キツネやたぬきと遊んではいけませんよ。」そう言われていた、コンとポン。けれども二人は会ってすぐに仲良くなりました。そんなお話が、なでしこ組の明るく優しい子どもたちの姿と重なりました。どの子も、お話の世界を楽しんで、元気いっぱいに演じることが出来ました。
▼年長 すぎのき組『ながいながいペンギンの話』
南極のペンギンたちの固い絆と、優しい人間の「せいさん」との関わりを見事にわかって演じ、観ている側を感動させてくれました。お話にこめられた思いを大切にふくらませて、劇に仕上げたすぎのき組、子どもたちの成長した姿に「感性の保育」の大切さを感じました。
▼年長 ねむのき組『おやゆびちーちゃん』
「おやゆびひめ」としてよく知られているアンデルセン童話の中のお話です。お花から生まれた小さな女の子「ちーちゃん」が出会う世界は、子どもたちがこの幼稚園で過ごして出会った自然の世界です。なので、子どもたちはよくわかってお話遊びをすることが出来ました。今日の発表会は、子どもたちが真剣に一生懸命演じ、成長を感じました。
2日間にわたる発表会が終わりました。夢中でそれぞれのお話の世界に入り込んで遊んだ日々が終わり、気がつけばもう3月になります。寒暖を繰り返しながらの日々ですが、春の訪れももう間近です。園庭で草花の芽を見つけ、子どもたちと喜び合いたいと思います。