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2011年06月30日

お誕生会

昨日はお誕生会でした。7月生まれの子どもたち29人とともに私もお祝いしてもらいました。
「健康と成長を心から願っている!」みんなのお父さん、お母さんは七夕飾りの短冊にきっとそんなふうに書いているよ とお話しました。
「早寝・早起き、朝ご飯、それに手を洗うことのお約束をきちんと守りましょう。そうしたらみんなは病気もせず、どんどん強く大きくなって、お父さんお母さんのお願いがかなって喜んでくださいます」と言いました。
いま幼稚園の笹には「サッカー選手になる」「警察官、パティシエ、お花屋さん、パイロットになりたい」「歌とおどりをやりたい」など将来の夢を描いた短冊が一杯下がっています。なかには「ピアノになりたい」なんて可愛いのもあります。みんなの夢が叶ってほしいですね。それには何と言っても健康・元気が必要です。暑い中ですが、体調管理は万全にしつつ、プール・運動遊びやお外遊びもどんどんやっていきます。ご家庭での早寝・早起き、朝ご飯+手洗いのお約束を見守っていただくとともに、何か気になることがありましたら“プールカード”やお帳面でお知らせくださいますようお願いします。
園長のお願いは?と聞かれ「おりひめさまに会いたい。国際宇宙ステーションで会えたらいいな」と答えました。お昼に子どもたちから「おりひめさまに会いたいの?」とからかわれて困りました。


一人ひとりの七夕かざり

エントランスの大きな七夕かざり

お友だちの夢は何だろう

みどり公園のアジサイを見に

葉っぱにカタツムリの赤ちゃんがいた!

異年齢児が仲良く手つなぎ

今日プールがダメな子は・・・

大小のシャボン玉

大きなシャボン玉が次々と

2011年06月24日

晴天に恵まれ、プール始まる

今年もプール遊びが始まりました。
先週の金曜日、先生たちが分解・保管されていたプールを園庭までエッチラオッチラ運んでから、デッキブラシでゴシゴシ洗いました。そのあとは業者さんに組み立ててもらい完成!3×8メートル!思っていた以上の大きさにビックリしました。業者さん曰く「日本一の大きさの組み立てプールです。自慢して良いです」とのこと


デッキブラシでゴシゴシ!先生大奮闘

日本一の3×8メートル

毎日先生がお掃除します

さて待ちに待った木曜日!朝からハイテンションな子どもたち、お部屋で水着に着替えて準備体操や水遊びのお歌でさらに盛り上がってきました。プールでは体操の高森(モリモリ)先生の「1、2、3、4、ピッ、ピッ、ピッ」に合わせ、足を高く飛沫を上げてぐるぐる回ります。プールに入れないお友だちはピロティの日陰で水遊び、「金魚すくい」や「窓や壁にブチャッとくっ付く豚さん」で楽しみました。私が一匹ずつ金魚をすくっていると、みんなは一度に2匹もすくって見せて自慢顔でした。さて、プールではお顔に水かけしたり、頭から水をかぶったりして、お水に慣れてきたところで今日は終わり。「面白かったなあ、もっと遊びたいなあ」という余韻が明日からのチャレンジにつながります。日本一の組み立てプール、梅雨の晴れ間に恵まれ、子どもたちが思いっきり水に親しめたら良いなと思っています。


モリモリ先生「はじめるよー」

1,2,3,4、ピッ、ピッ、ピッ

お友だちと水かけっこ

キラキラ水しぶきと子どもたち

おしりをつけてみようね

ピロティで金魚すくい

子どもたちと遊びたそうな園長

頭からシャワー

こっちは滝だー

男子よ!がんばれ!

女子対男子の金魚すくい競争だ

ワニさん歩き、どんなもんだい!

2011年06月16日

(雑感)地区災害対策委員会に出席して

 今週火曜日夜に中山台地区の災害対策検討委員会に初出席してきました。今年2月に桜台小学校で立ち上がった委員会ですが、より広い地域全体(中山五月台中学校区)での取り組みにすべく範囲拡大されたそうです。出席者は中山台コミュニティと各自治会関係者、社会福祉・教育関係者と宝塚市東消防署・市役所などです。詳細な内容についてはここでは触れませんが、「この町は安全であること」をお住まいの理由に挙げられている方が多く、「阪神淡路大震災の時も宝塚市の中で一番被害状況が軽微であった」とのことでした。一方では「地震よりも火事(山火事)やがけ崩れ(土砂崩れ)の危険が大きいように思う」「地形的に急な坂にあり、車に依存した地域であることから、高齢者や病人、障がい者、乳幼児の安全避難が心配だ」「下の町に通じる幹線道路が3本しかないので、交通遮断・地域の孤立が懸念される」「阪神淡路のときの教訓を生かすべきだ」というお声が多く挙がっていました。今後、幼稚園単独の災害対応力を備えることは勿論ですが、この活動を通じて地域の中で助け合い救い合う連携づくりも進めていきます。私の感想を申し上げれば「この地域の皆さんは『自分たちの町は自分たち自身の手で守り、創って行くのだ』という信念をお持ちであり、その中に災害弱者と言われる方々のことを一番に思う優しさが満ちている。いい町だなあ」と感じました。

カエルさんに池のある庭をプレゼント


 そうした会議のあった翌日正午、「幼稚園の下で人が倒れている!救急車を呼んで!」という場内連絡が流れました。私は携帯電話を掴んで外に走りました。養護の先生がAEDと救急箱を持ち、さらにあとを保育主任がタオルを何枚も持って直ぐ下のバス停に駆けつけました。お買い物帰りのご高齢の方が歩道で倒れ、頭を打って横たわっておられました。幸いにも意識はあり、我々でできる範囲のことをしながら救急車の到着を待ちました。バス待ちや通りがかりの方々は怪我された方のお家に連絡を取ろうとお電話されたり、自分の家に急いで戻って救急用品を持ってきて下さったりしました。また、車上から事故を発見、すぐに園にお知らせいただいた保護者の素早いアクションにも厚く感謝申し上げます。咄嗟のときの皆様のすばやい行動、暖かい心遣いに昨日持った感想は事実だったと実感しました。

砂場の泥んこ遊びのあとは皆でお片づけ


 このような人と人とが近くて暖かい地域環境を創り維持していくことは、大変なパワーを必要とすると思いますが、その中で育つ子はきっと礼儀をわきまえ、人を敬い、親・兄弟・友だち、何より命を大切にする子に育つように思います。私たち大人の日常こそが生きたお手本になります。一挙手一投足、小さなひと言が10年後20年後の社会を左右するという自覚と責任をもって一日一日を一所懸命に生きる覚悟が求められています。わが園の園児だけでなく、近隣の皆さまや小学生から高校生にも明るくご挨拶し、お声掛けすることから始めることといたします。

友だちと譲り合って、競い合って「よーし!」

2011年06月09日

ローズ・エコー コンサート

 昨日6月8日、毎年お世話になっているローズエコーさんのコンサートが今年も幼稚園ホールにて開かれました。このローズ・エコーさんというのは雲雀丘学園PTAのお母さんたちによるコーラスグループの素敵なお名前です。今年も雲雀丘学園小学校の岡村圭一郎先生の指揮、桑沢智美さんのピアノ伴奏で素晴らしい歌を年長組のみんなにお聞かせくださました。
曲は“やさしさに包れたなら「魔女の宅急便」より”“ピノキオへの手紙”“トリッチ・トラッチ・ポルカ”“You raise me up”“ほたるこい”“ずいずいずっころばし”“アンパンマンのマーチ”、お母さんコーラスの美しく優しいハーモニー、力強いリズミカルな合唱を楽しんだ年長組も一緒になっての“勇気100%”でした。年長組は練習の時よりもさらに何倍も元気の良い声が出て“勇気一万倍”くらいのお歌でした。

ローズ・エコーさんの合唱

お母さんたちも聞き入って

勇気100%
 そして岡村先生の独唱、プログラムでは曲名が「!」となっていて「これは?」と謎でしたが、火山を上る登山電車の歌「フニクリ・フニクラ」でした。2番は「オニのパンツ」の振り付き替え歌になって、園児たちもお母さんたちも大喜びでした。

岡村先生「フニクリ・フニクラ」

オニのパンツはいいパンツ!
 さて、いよいよ年長組の番です。“パレード”“てんとうむしのたび”“大きな古時計”の3曲、お友だちと気持ちをあわせて歌おう!というみんなの思いがよく見えました。きれいな声が伸び伸びと揃って出ていて、お母さんや先生たちも「こんなにできるんだ!すごい!」っていうお顔をされていました。
年長組のみんな、歌って素晴らしいね。優しい気持ちになる歌や、お友達を励ます歌をこれからもたくさん歌っていこうね。

年長さんのお歌
 

「パレード」「てんとうむしのたび」「大きな古時計」
 ローズ・エコーの皆様、指揮の岡村先生、ピアノの桑沢様、まさしく『ローズ・エコー』でした。子どもたちの心にバラ色の響きがこだまして広がりました。また、親子学級事業としてお世話くださいました中山台幼稚園PTA教養委員会の皆様、本当に有難うございました。

プログラム表紙

花束贈呈です

お一人ずつに「ありがとうございました」

2011年06月06日

わくわく園庭開放

 6月4日土曜日、おおぜいの未就園児の皆さんが遊びに来てくれました。
駐車場のないお山の幼稚園ですが、お子さまの手を引いてご来園くださった保護者のみなさまに心から感謝申し上げます。
各教室で「ペンダント制作」「たまいれ」「紙しばい・絵本」「おもちゃ(ブロック・汽車・ままごと)あそび」、ホールでは「親子たいそう」「パラバルーン」を親子で楽しんでいただきました。絵本室ではお父様・お母様の膝のうえで読み聞かせしてもらっているお子さんもおられました。

丸くて広いホール

親子で作ったパラバルーン

バルーンのお山に

バルーンの中も

親子たいそう

たまいれ
 お庭の園バスには最初はこわごわ、乗ってしまえばあちこちのお席に座って得意の笑顔でした。パパ・ママはバスルートに関心がおありのようでしたね。
何といっても「長ーい3段すべり台」が人気でした。てんとう虫とかぶと虫の中継所を通って、一番下のわんぱく広場まで下りては「もう一回!」お父様・お母様はハラハラしつつも元気なお子様の姿に目を細めておられました。
「園庭が広くて緑も多くて素敵ですね」とお褒めの言葉も頂戴しました。すばらしい笑顔でお迎えしてくれた先生・職員のみんなにも感謝、感謝です。
次回は7月23日(土)10時から行います。お水遊びも予定していますので、ぜひお出かけください。

ペンダント

絵本と紙しばい

園バス

ママいくよー

すべり台わんぱく広場まで