園長だより　「中山五月台小学校のミニ里山」

中山五月台小学校のグランドの奥に小さな里山があることはご存知でしょうか。
先日、中山台幼稚園の先生方と見学して来ました。この里山は、平成１９年に付近の住民の方の協力
も得て、子どもたちの環境教育のために作ったそうです。 

昔ながらの米作りが体験出来るミニ田んぼからは毎年３５kgのお米が収穫できるそうです。
また、この里山の奥にあるダムから流れてきた小川が３つの小さな池を作り、この池にはおたまじゃくしや
メダカ、タニシが生息していました。人工のビオトープのある学校はよく見かけますが、中山五月台小学校
は天然のビオトープです。カエルもたくさんいるそうで、来年の６月に園児のカエル捕りの予約をお願いして
きました。その他、写真の通りコスモス畑　芋畑もありました。 

「自然は最強の教師」という言葉があります。というと先生たちから私たちより自然の方が値打ちが
ありますか？と叱られそうですが、中山台幼稚園では日頃から「自然が育む力」を重視した保育をしています。
子どもたちの好奇心を掻き立てる自然と接することは、就学後に向けた学ぶ力（何かに興味を持って活動
すること）を付けることに大いに役立つことだと思います。