お天気が心配された今年の運動会でしたが、雨どころか日差しが厳しい夏の天気になり、晴れ男の園長の
連勝記録をまた更新しました。暑い中、最後まで声援を送っていただきました保護者の皆様、お手伝い
いただきましたPTAの役員の皆様、誠に有難うございました。
可愛かった年少クラスのダンゴ虫のダンス、よく練習をしてハキハキしたチアダンスを披露してくれた
年中クラス、とても良かったと思います。そして、年長クラスは毎日の厳しい練習にもよく耐え
(実際、裸足半ズボンで土の上で演技する組体操は大人でもかなり辛抱がいります)、本当に見事な
組体操とパラバルーンを熱演してくれ、私も涙が出そうになりました。
最初の挨拶でも申し上げましたが、「運動会」や「クリスマス音楽会」は集団生活の中で規律や辛抱を
学ぶいい機会になります。また、以前にもこの「園長だより」でご紹介しました「非認知能力」
(目標や意欲、興味や関心を持ち、粘り強く、仲間と協調して取り組む姿勢)を上げることに大い
につながります。
「非認知能力」は就学後に向けた「学びに向かう姿勢」と言い変えることが出来ますが、特に年長クラス
になればこの「非認知能力」を高めることが重要であると思います。この能力が育っていれば、学級崩壊は
起こらないでしょう。
また、「運動会」や「クリスマス音楽会」などの行事では、子どもたちの成長ぶりがよくわかり楽しめ
ますが、脳の成長は体重と異なり6歳で大人の90%まで成長すると言われています。3年間の幼稚園生活
の中で子どもたちは目覚ましい成長しますので、その成長に応じた保育をしっかりと心掛け行っていきたい
と考えています。