先日の園長だよりで、年長クラスにもなると「運動会」や「クリスマス音楽会」などではかなりハードな
練習をして、時には先生から厳しい叱責を受けることもありますが、その練習を通し集団生活での規律や
辛抱を学ぶいい機会になると書きましたが、幼稚園生活の基本はやはり楽しんで遊びながら学ぶことです。
10月から12月にかけては、幼稚園ではいろいろな楽しい行事があります。先日あった年少クラスの栗拾い
では、袋がはちきれそうになるくらい栗を拾い集めた子どもたちの満足感いっぱいの笑顔がありました。
また、年中、年長クラスのお芋ほりでは、大きなお芋さんを掘りあげた時の満面の笑顔がありました。
そして先週あったハローウィンでも子どもたちの歓声がホールいっぱいに響いていました。
子どもたちの屈託のない笑顔は何にも代えがたいものですが、これらの楽しい体験は間違いなく子どもたち
の健やかな成長にも欠かせないことだと思います。楽しければお友だちにも優しくなれるでしょう。
また、子どもたちの情緒にも深く関係します。そしてさらに言えば、幼児期の子どもたちにとってより
大事なことご家庭で親御さんの愛情をいっぱい受けることだと思います。不幸にして家庭での愛情に恵まれ
なかった子どもは発達上の問題を抱える場合が多いと言われています。
他園を経験された先生によれば、中山台幼稚園の子どもたちは優しく落ち着いた子が多いそうです。
これはご家庭での愛情や躾がしっかりされているからだと思っています。