年少組の新入園児にとっては、今日が親の付き添いのない一人での初登園です。例年、何人かの園児は
涙、涙の登園となります。生まれてこのかたずっと、お母さんの元から離れることはなかったのですから、
今日受けた人生初めての衝撃は、察するにあまりあると言えます。
私事で恐縮ですが(この園長だよりには私事がよく出てきますが)、私の息子も入園して1か月間は
毎日泣いていたそうです。また、その息子の子ども(私の孫)も4月11日に茨城県の幼稚園に入園
しましたが、集合写真を嫌がり、相当親を手こずらせたようです。尚、私の唯一の自慢は幼稚園で
ほとんど泣かなかったことですが。
小さな足ながら社会へ大きな第一歩を踏み出した記念すべき今日という日から、3年間の幼稚園生活で、
子どもたちは見事に成長し巣立って行きます。ご心配されている保護者の方もいらっしゃると思いますが、
この自立に向けての最初の難関は、ひと月もあれば通過しますので、ご安心ください。