幼稚園のお庭には、たくさんの虫やお花、つばめがやってきています。年少さん・年中さんが夢中になっているのはだんご虫です。朝、お部屋をのぞいてみると、お着替えを済ませ、だんご虫を手の平に乗せたり、石や葉っぱの下に隠れているだんご虫を探す子どもたちの姿があります。「かくれてる!」「あ!まるくなった!」などと、自分が思ったことや感じたことを口々に言っていました。お外に出ると、だんご虫探しが始まります。草をかき分け、植木鉢をどけ、一生懸命探しています。今まで関わっていなかったお友達と一緒に探す様子もあり、お友達と関わるきっかけになっているようです。お部屋での表現の時間には、先生の「みんなのだんご虫、出ておいで~!」の声で、一斉にお椅子からだんご虫になりきって出てくる子どもたち♪ひっくり返る子や、丸まっている子、「僕、お父さんだんご虫!」「私は赤ちゃんなの」と身振り表現を楽しんでいます。先生に「かわいいね!」「上手に隠れたね!」と声をかけてもらうと、嬉しそうにニッコリ♪このように、子どもたちは自分の思いを表現する喜びを感じています。年長さんは、春のお庭のお花やつばめを取り上げ、話し合いや身振り表現を楽しんでいます。これから子どもたちがどんなものに興味を持ち、どのような思いを巡らせるのか、とても楽しみです。
▼だんご虫、かわいいね!
▼ぼくは、こんなだんご虫!
▼つばめになったよ!