宝塚市教育委員会より、市内の全就学前施設において毎月11日を、「いいとこ いっぱい見つけよう!
毎月11日は、ほめほめデー」と位置付けるという案内がありました。
この背景は、様々な社会環境の変化から、日本の子どもたちは、「自分に自信が持てない」等、諸外国に
比べ自尊感情(自己肯定感)が低いと指摘されていて、乳幼児期から自尊感情を高めることが重要とされ
ているからです。
自尊感情とは、自分自身を価値ある者だと感じる感覚です。自分自身を好きだと感じること、自分を大切に
思える気持ちのことです。誰でも長所もあれば短所もあります。できることもあればできないこともあります。
それら全てを含んで、自分がかけがえのない存在だと感じることが、自尊感情です。
高い自尊感情を持っている人は、何事に対しても積極的に取り組み、豊かな体験を積み重ねていく中で、
さらに自信がつき、自分を受け入れ、他者をも受け入れていくことができるようになります。 自尊感情が
高い人は、結果的に学校の成績や仕事の業績がアップし、自分を大切にするだけではなく人への思いやりを
持つことができ、ますます魅力的な人になっていけます。
先日の「ひばりカフェ」の武田先生のお話しでも、「褒めて伸ばすこと」が大事と言われていました。
中山台幼稚園でも、この「ほめほめデー」を如何に具体化するか職員で話し合おうと思っていますので、
ご家庭でも是非よろしくお願い致します。