10月8日に雲雀丘学園小学校の校庭をお借りして、第43回目の運動会を行い、滞りなく終了しました。
夏のような暑さの中、お手伝いいただきましたPTAの役員の皆様には心から感謝申し上げます。また、保護者
の皆様には暖かいご声援をいただき、有難うございました。
子どもたちは、9月初旬頃から運動会の練習を始めましたが、先生の言うことをよく聞いて毎日練習に励み、
本番では本当にハイレベルの演技を披露してくれ大成功に終わったと思います。毎年のことですが、私は
9月20日頃から練習風景を見せてもらいます。そして練習で出来栄えのいい時の褒め役を買って出ます。
本当によく出来た時には先生方もそうですが、今日の出来は何点でしたと言うことがありますが、その時の
子どもたちは目をきらきら輝かせて私の点数発表を待ちます。私も感激で目に涙を浮かべながら、100満点
でしたと伝えると「わぁー」という大きな歓声があがります。
大人でもそうですが、人は誰でも認められ褒められた時ほど嬉しいものはありません。この園長だよりでも
以前に紹介しましたが、日本は他国に比べ子どもたちの「自尊感情」や「自己肯定感」が少ないようです。
「自尊感情」が高い人は、何事に対しても積極的に取り組み、体験を積み重ね、自信をつけていきます。
この好循環ほど子どもの成長に大事なことはないでしょう。そういう意味では「運動会」や「音楽会」で
しっかり練習して褒められ、成功体験をして自信をつけていくことが如何に大切なことか。幼児期の子ども
たちは行事を通して成長していくと言われる所以ですね。
最後に、頑張った子どもたちと共に、この一月間、懸命に子どもたちの指導をしていただいた先生方にも
心から敬意を表したと思います。