中山台幼稚園では毎年、近隣にある老人ホームちどりさんを訪問し「ひばりとちどりの会」という交流会を行なっています。年長組の子どもたちにとっては、自身のおじいちゃんおばあちゃんよりも年配の方々との交流です。身体をうまく動かせない方には、子どもたちのほうから歩み寄り手を取ったり、元気な方からは「よく来たね」と頭を撫でてもらい、普段の幼稚園生活では経験のできない関わりを通して、思いやりの心やお年寄りの方々を敬う気持ちを学んでいます。今年度2回目となる今回は、歌や触れ合い遊び以外に運動会でした組体操の一部を披露しました。技が決まるたびに大喜びで拍手を送ってくださり、子どもたちも嬉しいような、恥ずかしいような表情でした。少し遅くなってしまいましたが、敬老の日のプレゼントとして、子どもたちからペンダントを渡しました。お顔と折り紙を作って貼ったものです。喜んでもらえるかドキドキしていた子どもたちでしたが、皆さんの「ありがとう」という言葉とニッコリ笑顔に安心した様子でした。冬には、ちどりの利用者さんたちが幼稚園に来てくださるようなので、楽しみにして待ちたいと思います。
▼ひばりとちどりの会