PTAと幼稚園の共催行事である今年度1回目の「ひばりカフェ」を6月14日に開催しました。
今回は雲雀丘学園中高等学校の大森教頭先生をお招きし、「子どもの可能性を如何に伸ばすか」
というテーマで、ご講演をいただきました。
大森先生は長く進路指導をやって来られ、その経験から伸びる子どもの共通点は、簡単なことでも
真剣に聞ける素直さがあり、我慢強いことで、そんな子どもは確実に伸びるそうです。そして
そのような子どもを育てる方法は? 実はこの答は大変難しいのですが、逆に子どものやる気を
失わせる方法は、いくらでもあるとのお話しでした。一例ですが、結果だけを見て判断し、途中の
努力を無視する。親の価値観で、成功させるために何から何まで手伝う等々。
また、伸びる子どもを育てるには家庭の果たす役割は特に重要で、規則正しい生活を送ること、
親子でもきちんと挨拶をすること、姿勢を正すこと、夫婦喧嘩や大人の悪口を言わないこと等々、
まさに家庭は人間教育の場とのお話しでした。この他にも経験に裏打ちされた示唆に富む話が
ふんだんにあり、参加された保護者のアンケートからも有益な話が聞けたとの声が多く、大変
有意義な「ひばりカフェ」となりました。
最後に私の感想です。人間力もあり学力もある子どもが理想ですが、大森先生の話しからも、
やはりベースは人間力で、人間力を身に付けるためには、学校でも家庭でも子どもたちの回りには、
人間力を身に付けた大人がいること。このことに尽きるように思いました。もちろん他人事では
ありません。頑張ります!!!
PTA本部役員の方が作られた切り絵です。
写真ではわかりませんが、全てのクラス名の動物、花、木が描かれています。