今年も、子どもたちは一生懸命練習を重ね、本番の「クリスマス音楽会」では素晴らしい
合唱や合奏を披露して、見に来られた方々(私も含め)に感動を与えてくれました。
そして、それぞれの子どもたちが持つ可能性を改めて実感しました。本当によく頑張ってくれました。
また、いくら歌が上手く、楽器が上手に弾けたとしても、やはり音楽会では舞台での態度が
良くなければ評価されません。その点でもよく頑張りました。
1学期に運動会をする地域もあるようですが、中山台幼稚園では1学期に大きな行事は設けて
おりません。1学期は日頃の保育を通じクラスがまとまる時期として、2学期に「運動会」と
「音楽会」、そして3学期に「生活発表会」をしていますが、これらの大きな行事の練習に
耐え、日ごとに上手になるのは、やはりクラスのまとまり(お友達との良好な関係)や保育者へ
の信頼感があってこそできるものと思います。 最後の挨拶でも申し上げましたが、「運動会」や
「音楽会」では、規律やチームワークも学んでくれたと思います。
先生の言うことをしっかり聞く態度や規律を守ることは、就学に向けての土台となる姿勢です。
しかしながら、先生や親からの指示がなければ、何も出来ないのでは困ります。土台となる
姿勢の上に、「自分で考え」「自分で行動する」ことが出来るようになれば、理想的の姿と
言えるでしょう。
2月にある「生活発表会」は、中山台幼稚園が1年間通して取り組んでいる「表現保育」の
集大成で、この保育は自主性や主体性を育み、「自分で考え」「自分で行動する」ことにつなが
ります。お正月が明けたら「生活発表会」に向けた練習が始まります。この練習を糧にして、
また一段と成長した子どもたちが見られることを楽しみしています。