幼稚園教諭や保育士の資格を取るためには、幼稚園や保育園での4週間の教育実習が必要ですので、
どこの幼稚園や保育園でも、養成校(教員を養成する学部・学科のある大学や短大)からの実習生を
受け入れています。中山台幼稚園でも毎年3~4校の大学や短大から6~8名の実習生を受け入れ
ています。
先日、中山台幼稚園とも関係の深い養成校で就職の担当されている職員の方が、中山台幼稚園に
挨拶に来られました。最近は保育園や認定こども園の増加から、幼稚園教諭や保育士が不足して
おり、各園とも先生の確保に苦労していますので、本来はこちらから挨拶に伺うところです。
その方が、おっしゃるには、幼稚園や保育園の先生の需要は多いが、先生を敬遠する学生が多く
なってきて困っているとのこと。その理由を伺ってみると、教育実習に行った先の職場の雰囲気が
悪かったり、残業が多かったりするので、そのことが原因で教職の道を断念するそうです。
ところが、中山台幼稚園で実習した学生は、逆に子どもたちと接することの楽しさや面白さ、
遣り甲斐を感じて戻って来ることが多いので、実習の受入れが無理でも、ボランティ等の形で
学生を中山台幼稚園に受け入れることは出来ないかというお話しをいただきました。
大変光栄な有難いことです。
確かに教職は、肉体的にも精神的にもハードですが、子どもたちの成長に直接関与する重要で
尊い仕事です。そして、その成長の様子を毎日間近で見られることは、先生の最大の役得では
ないかと思っています。