今日は、花萬さんにお願いして、今が旬の8kg以上の大きな寒ブリの解体ショーをホールで行ないました。
解体したブリは薄い切り身にして、沸騰した出汁につけ、色が変わればすぐ揚げるブリしゃぶにして美味しく
いただきました。
ブリしゃぶを初めて食べる子どもも多かったと思いますが、元の素材がわかっているだけに、子どもたちは
興味津々、全員が楽しく美味しく食べてくれたと思います。 途中の質問コーナーでは、何故、切り身は斜め
に切るの?ブリの内臓や頭はどうして食べないの?皮はどうして取るの?等々の質問に花萬の山口さんに丁寧
に答えていただきました。逆に、私から子どもたちに、夏に食べるブリと冬に食べるブリではどっちの方が美味しい
かと質問したところ、流石、年長の子どもたちは、ほぼ全員が冬のブリと答えてくれました。
「食育」の意味合いは、食べ物や食材に関心を持ち、健康にも大きな影響を及ぼす食事を大切に考えてほしいから
ですが、日本人の持つ繊細で確かな味覚を大事にしてほしいと思います。昨年、日本に来られた外国人が3000万人
を超え、日本の食事の質の高さに魅せられた外国人が増えています。日本が誇るこの食文化も子どもたち受け継いで
ほしいと思っています。