園での生活を見てみよう!

園での生活を見てみよう!
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園での生活を見てみよう!

園長だより「他園の『劇遊び』を見学して来ました。」

中山台幼稚園の特色保育は「表現保育」ですが、「表現保育」を設定保育の柱に位置付け
ている幼稚園や保育園が年に4回ほど集まり、「保育と表現研究会」という公開保育形式
の研究会をしています。毎年この時期は、加古川市にある別府幼稚園でこの会が行われ、
先生方と一緒に行って来ました。別府幼稚園でも2月半ばに中山台幼稚園と同じような
「劇遊び」を見ていただく「生活発表会」をしており、今回の研究会は「生活発表会」
に向けた「劇遊び」の様子を見学させていただきました。

 

通常の「劇」であれば、あらかじめ用意された台詞やしぐさを、保育者(先生)が
子どもたちに教え覚えさせるだけで済みますが、「身振り表現」や「劇遊び」では、
子どもたちの感性ややってみたいという主体性を大事するため保育者の声の掛け方、
持って行き方が非常に重要で、保育者の頭を悩ませる大変難しい保育です。そんなわけで
このような研究会が定期的に開催されています。実際に子どもたちが「劇遊び」をして
いるところが見れる他園の公開保育は参考になり、公開保育後の講師の先生方の評価や助言
も大変勉強になります。

2月18日、19日にある「生活発表会」で見ていただく「劇遊び」は、1学期から
してきた「表現保育」の集大成です。1学期はダンゴ虫、ツバメ、カエル、ザリガニと
いった生き物の動きを身振りで表現をし、2学期はドングリや落ち葉、木枯らしなどの
生き物ではない秋や冬の自然を身振りで表現し、その経験をもとにいよいよ3学期は
絵本や物語を題材にした「劇遊び」をします。

中山台幼稚園でも目下、「生活発表会」に向けての「劇遊び」をしています。先生から
言われた通りに話す、動くのではなく、絵本や物語に出てきた人物や場面を子どもたち
なりに想像し、自らがやってみたいという気持ちを尊重しながら、「劇遊び」を楽しんでいます。
次回の園長だよりでは、「表現保育の意義」についてもう少し説明します。