毎年、中山台幼稚園のエントレスの天井にツバメが巣を作りますが、今年も天井の2カ所に
巣を作ってくれました。まだ、巣から雛が顔を覗かしていないので、卵の段階と思います。
雛が顔を出したら動画で配信したいと思いますので、暫くお待ちください。
ここで保護者の方にお願いがあります。「ツバメ以外の鳥の巣はあまり見かけないのに、
何故、ツバメは駅や民家の軒先などの人がすぐ近くにいる場所に巣を作るのでしょうか?」
という質問をお子様にして、考えさせてあげてください。
答えは、人が近くにいる場所には、外敵のカラスや蛇が巣に近寄らいとわかっていている
からです。ツバメは本当に賢い鳥ですね。我々人間は、知らず知らずのうちにツバメの巣を
守ってあげているのですね。
また、ツバメは賢いのみならず、日本から2000~3000kmも離れた南の国から飛んで来る
ことが可能な体力があり、飛ぶスピードは通常時速40~50kmで車と同じくらいですが、
一番早く飛ぶ時は時速200kmくらい出るそうです。そして、ツバメが飛んでいるところを
見て感心するのは、方向転換の速さです。これは他の鳥には絶対まねが出来ないと思います。
まさにツバメは鳥の中の最新鋭戦闘機、文武両道に秀でた鳥ですね。
そんなお話しもしてあげてください。幼稚園の仕事をお任せして恐縮ですが、
よろしくお願い致します。
園庭のチューリップです。園児が秋に一球、一球植えました。