今日から開園して3週目になります。いつもよりは少し大人しめだった子どもたちも、
元のペースに戻りつつありますが、22日から全員登園になれば、いつもの賑やかな
幼稚園になるでしょう。そして、今一度感染防止の徹底に努めたいと思います。
ご家庭でも手洗いや消毒については、苦心されていると思いますが、先日、文科省からも
学校における消毒の方法についての連絡がありましたので、現在中山台幼稚園で行なって
いる消毒のことについてご参考まで紹介させていただきます。
新型コロナウイルスに関して、物品の消毒には、消毒用エタノールや0.05%の次亜塩素
酸ナトリウム液が使われ、また、一部の海面活性剤を含む家庭用洗剤も有効だそうですが、
中山台幼稚園では、嘔吐の処理とトイレの消毒以外は全て消毒用エタノールを使っています。
尚、消毒用エタノールには、指定医薬部外品と食品添加物と書かれたものがあり、
いずれも原料はサトウキビ等の糖質原料やトウモロコシ等を発酵、蒸留して製造されますが、
どういう理由かよくわかりませんが、指定医薬部外品のエタノールの方がかなり高額です。
中山台幼稚園では、手指用の消毒は指定医薬部外品のエタノールを、物品の消毒には食品
添加物のエタノールを使っています。
尚、ご参考までに、次亜塩素酸ナトリウム液は、ハイター等で作りますが、ハイターの
次亜塩素酸ナトリウムの濃度は6%のため、120倍に希釈して使用します。
また、次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合は、必ず手袋を着用し、次亜塩素酸
ナトリウム液の噴霧は、吸ったり目に入ったりすると、健康被害を及ぼす可能性が
あるため、噴霧は行いません。さらに、「次亜塩素酸水」は「次亜塩素酸ナトリウム」
と異なるものであり、新型コロナウイルスに対する有効性については、まだ充分確認
されていないようです。
不本意ながらまだまだ、新型コロナウイルスとの共生の日が続きます。
こまめな手洗いと消毒を続けていくしかないですね。