園長だより「憎きカラスたち」

午後保育は来週からですが、６月２２日から全員登園になり、ようやく子どもたちも
先生方も本来の調子を取り戻して来ました。

中山台幼稚園の特色保育であれ身振り表現のテーマは、例年であれば４月と５月がダンゴ虫
やツバメ、６月からカエルやザリガニに変わりますが、今年は身振り表現も２か月遅れで
進行していて、年少さんは外遊びの時にダンゴ虫取りに熱を上げています。

また、どの学年も幼稚園のエントランスにできたツバメの巣を毎日観察して、教室でツバメ
になって身振り表現を楽しんでいます。ところが大変残念なことに、この土日の間にカラス
の襲撃を受けたようで、５羽いた雛がいなくなってしましました。実は、休園期間中にも
カラスの襲撃を受け、小谷さんがカラス除けの傘を補強してくれましたが、その傘をかいく
ぐって雛を奪い去ったようです。本当にカラスは賢い鳥です。

一方、ツバメも賢い鳥で、ツバメが人通りの多い駅などに巣を作るのは、人間の多い場所
にはカラスが近寄らないことを知っているからです。幼稚園の土日は無人になりますので、
その隙をつかれ防ぎ切れませんでした。毎日ツバメの雛の成長を見ることを楽しみしている
子どもたちには大変申し訳ないことをしました。尚、子どもたちには巣立ったということ
になっていますので、よろしくお願いいたします。