中山台幼稚園では、ピアノの伴奏に合わせスキップやギャロップなどの律動をほぼ毎日して
います。しかもある程度の時間を取っています。以前、保護者アンケートで、参観のたびに
毎回同じような律動を見るので違ったものに変えてほしいとのご意見がありました。確かに
単純な動きで見栄えをするものではありませんが、律動の狙いは、子どもたちの体幹を鍛える
ことやリズム感を養うことはもちろんですが、他にもピアノの伴奏をよく聞き集中力を高める
ことや、クラス全体の一体感を高める事などがあり、幼児期の子どもには欠かせない大事な
保育だと思っています。
特に中山台幼稚園では、表現保育の前には必ず律動をします。これは「これから表現保育を
するぞ!」というクラスの一体感を高め、子どもたちの心をエンカレッジするための導入の
意味合いもあります。 午前中は教室での設定保育がメインで外遊びの機会は少ないですが、
この律動の時間を充分取ることで、動の時間と静の時間のバランスも取りながら保育に努め
ています。