1年の集大成である「生活発表会」が2月16日・17日に行われました。
中山台幼稚園の保育方針の根幹ともいえる「表現保育」。
入園してから自然と触れ合い毎日新しい発見の連続です。
何気なく生活する中にも、心で感じることが出来ることが沢山あります。
風ひとつとってみても、毎日子どもが感じる風は違います。
雨をとってみてもしとしと降る雨、ぽたぽたと降ってくる雨、ザーと嵐のように降る雨・・・のように
子どもは大人のように上手く言葉で伝えることができません。
でも、自分の身体を使って思った事、感じた事をを伝えることが出来るのです。
心で感じて思えている子どもの身振りには、大人もじーっと見入ってしまうほどです。
毎日、担任とクラスのお友だちとこの「身振り表現」の時間を大切に過ごす中で
お互いの個性を認め合え、支えあうことが出来てくるのです。
1年通して積み上げてきたことを、生活発表会ではお話の世界で遊びを拡げてきました。
子どもたちと一緒に創り上げていくことで、担任も毎日自身を振り返りその反省を明日へつなげる。
切磋琢磨しながらも、子どもとの絆は深まり1年の集大成として発表することができました。
1年前は不安そうにしていた子や少し不器用でうまく伝えられない子どもも、この時間は思いっきり自分
を表現して活き活きとした表情を見せてくれます。
子どもたちの生活発表会での成長を通して、改めてみんな違っていい。違って当たりまえ。
中山台幼稚園の表現保育の「生活発表会」は素敵だなと感じた2日間でした。
保護者の皆様、温かい眼差しでご観覧くださりありがとうございました。
そして、なにより中山台幼稚園の子どもたちに「ありがとう」と伝えたいです。