今朝は一気に冬到来で、肩がギュッとあがってしまいますね。
子どもは寒さなんて何のそので、バスから元気に降りてきてくれます。
クリスマス音楽会の練習でどの学年からも色々な楽器の音色やお歌が聞こえてきます。
先週土曜日は親子プレスクール「どんぐり組」がありました。
土曜日ということもありお父様の参加も多く、普段のどんぐりとは一味違う雰囲気でした。
ホールで親子一緒に音楽に合わせて身体を動かし、登園したばかりの緊張が自然にほぐれるように
大人も子どもも「楽しい」と思える環境を作っています。音楽に合わせて止まったり♪と思いきやまた音楽が始まる♪
しかも♪走る~走る~♪の昭和の方ならお分かりでしょうか(笑)
決してその曲ではありませんが、なかなか愉快な曲です(^^)/
そんなユーモアたっぷりな曲想が緊張がほぐれ、大人もいつも間にか童心にかえる。
素晴らしいですね!子どもと共感型の対応をしてあげると、子どもは安心して本音が出せる。
いつもどんぐり組の様子を見ると、私も大変勉強になり多くの気づきをもらいます。
今回のどんぐり組では、園庭でオリエンテーリングをした後チューリップの球根を植えました。
子どもたちは球根を見ると「なにこれ?!」「ちょうだい!!」と手を指し伸ばしていました。
小さなスコップを片手に子どもたちは、穴を掘りますがなかなか上手く掘れません。
〇〇ちゃんが一人でうまく穴が掘れず土の上に球根を置いたとき、
そっとお父さんが「チューリップさんのお家つくってあげようか。」と優しく声をかけ
一緒にチューリップのお家を作っておられました。
「チューリップのお家」と見立ててお話される姿も素敵ですね!
子どもと一緒に優しい眼差しで取り組まれるところが良いですね!
きっと〇〇ちゃんとお父さんは、これから先も素敵な親子関係を築かれていくことでしょう。
教育評論家の親野智可等さんの講演会での言葉を思い出したので紹介させていただきます。
大人は、過去の重荷を引きづったり、先々の心配事を抱えている。
でも子どもは過去の重荷も将来への不安もなく、目の前の「いま・ここ」に
自分のすべてを丸ごと注ぎこんで生きている。今、満開の花として咲いている。
だから美しいのだ。その美しさをあなたは見ることができているだろうか?
本当にそうだなと心にずしっときた言葉でした。
ともすれば時間に追われ、目の前にいる子どもの姿の上面だけを見てはいないか。
正論だけをぶつけていないか?いつもどんな事にも共感できる親・先生でありたいと強く思いました。