園長だより　　敬老の日を前に・・・９月９日

９月も半ばにせまろうかとしているのに真夏のような暑さですね・・・

９月に入ると暑さは残っても秋の風に変わってトンボが飛び始め、季節の移ろいを感じていましたが秋はまだ少し先なのでしょうか。

さて敬老の日を前に幼稚園では年長組の園児がお祖父様、お祖母様をお招きし正課のプログラムで取り入れています「茶道」でおもてなしをしました。

数年前はコロナ禍の影響で、外出を伴うお祝いは自粛傾向にあり、なかなかお孫さんに会えないといった状況の方も多かったのではないでしょうか。行事も通常になりお祖父様、お祖母様もこの日を楽しみにしてくださっていた事と思います。

幼稚園の正門をくぐられる表情もとても温かく、ご挨拶をさせていただきながらわたしも気持ちがほっこりいたしました。ホールでは、子どもたちが正座をして「今日はお越しくださりありがとうございます」とご挨拶から始まり、お菓子とお抹茶をお出ししました。

お祖父様お祖母様も「お菓子を頂戴いたします」とご挨拶くださり、ひとつひとつ丁寧に「お菓子はどうやって切るの？」「懐紙はどうするの？」と子どもたちに尋ねてくださると子どもたちは「こうやって切るんだよ～」「懐紙はこうやってね・・・」と今まで習ってきたことを嬉しそうに教えてあげる姿はとても可愛らしかったです。

お祖父様、お祖母様も「そうなの～」「よく知っているわね」とそれはそれは嬉しそうに聞いてくださる姿。「孫は目に入れても痛くない」とはこのことですね！

お茶席参観が終わると保育室でお歌とプレゼントを渡しました。

今日、子どもたちが点てたお茶のお味はいかがでしたか。子どもたちにとってもお点前を披露する機会をもてたことは大きな自信や経験につながったと思います。

お祖父様、お祖母様いつまでもお元気で末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます。