園での生活を見てみよう!

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園長だより  いよいよ締めくくりの月 3月3日

寒暖差の激しい日々が続いていますが、春の訪れは着実に近づいてきています。

昔から「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われている様に、本当にあっという間に過ぎていきますね・・・2月末には生活発表会を無事に終える事ができました。

どのクラスも当日を迎えるまでに沢山のドラマがありました。担任と子どもたちがピタッと合う時もあれば、なかなかそうもいかず悩む日々もあったり・・・悩みながら過ごす中で一筋の光が見えた時の嬉しさ、子どもたちと喜びを共感できる瞬間は傍でみている私たちにも大きな感動を与えてくれました。

人に感動を与えるのは、セリフが上手く言えるとかではなく、その子がそのお話の世界で本気に思って、身体表現している中で身体からあらわれてくる表現こそが、人に感動を与えるのだと改めて感じた発表会でした。

発表会当日だけでなく日頃の遊びでのシーンを少しご紹介させていただきますね。

冬休み明けからお話を読み聞かせがはじまり1月後半から始まったお芝居ごっこの練習。どのクラスも朝から大型積木を出して、お話の世界で遊ぶ子どもたちがいました。

年中のゆり組ではペンギンの世界でどっぷりと遊ぶ先生と子どもたち。ぺんぎんの親子があちらこちらにいて、餌をもらっている赤ちゃんペンギン、海に飛び込んで餌を見つけるお父さんペンギンに逞しささえ感じる程です。そして、「ピーピー」とか細い声が聞こえるな~と保育室を見渡すと、隅っこの所で卵から孵った赤ちゃんペンギンのNちゃん。思わず「あっ」と声をかけたくなりました。その時、私の目には赤ちゃんペンギンに見えたのです。そこにはきっとNちゃんの思いが本物だったからだと思います。

だから、本園の生活発表会は衣装や煌びやかな物はなくても観ている人の心を動かすことができるのだと思います。

残り少ない園生活になってきましたが、今まで築き上げたクラスのお友だち関係を大切に思い出を作ろうね♪