先月の学園長だよりでもご紹介していますが、連休中に中山台幼稚園でも荘川桜の植付け
をしました。 「荘川桜」とは、岐阜県高山市の旧荘川村のダム建設で、湖底に沈む運命に
あった樹齢450年のエドヒガン桜の巨木で、雲雀丘にお住まいであった故高碕達之助氏
(元電源開発総裁、東洋製缶創業者)によって救われ生き延びたものです。移植後、
桜のあった荘川村に因んで「荘川桜」と名付けられました。
この老桜の孫にあたる苗木を東洋食品研究所様のご厚意で譲り受けることができました。
この苗木を育てた伊丹市の楽苗園の久保氏の話では、寿命が40~50年と短い
ソメイヨシノと違って、「荘川桜」は数百年の寿命とのことですので、大切に育てたいと
思います。