園長だより「表現保育の研修会に参加して来ました。」

中山台幼稚園では、四季折々の自然と触れ合い、実際に見聞きしてきたことを、
身振りで表現する「表現保育」を特色保育としていますが、年に５回程度「表現保育」
をしている幼稚園が集まり研修会をしています。先日、加古川市の別府幼稚園であった
研修会に参加して来ました。

「表現保育」を取り入れている幼稚園は、それほど多くはありません。
「表現保育」は、子どもたちの感性を如何に引き出すかが重要なポイントですが、
そのためには先生に技量や経験が求められます。子どもたちは何を見て喜んでいたのか？
どんなことに関心を持ったのか？今日は何に子どもたちの心が動いたのか？それらを
先生は理解した上で、どういうふうに声掛けをすれば、より子どもたちの感性に訴え
掛けられるのか？毎日が試行錯誤の繰り返しです。
そんなわけで、他園ではどんなやり方で「表現保育」をしているのかを勉強する機会は、
特に経験の浅い先生には必要ですし、経験のある先生でも悩みは尽きませんのでいい
機会になります。

大人でもそうですが、幼児期の子どもたちにとって、心を動かすことがより大切に思います。
そのことが好奇心に繋がりますし、相手を思う気持ちにも繋がります。「表現保育」は
身体（身振り）で表現しますが、心も動かします。指導は難しいですが、子どもたち
の心の成長を促す非常に良い保育ですので、これからも「表現保育」に磨きを掛けていきたい
と思っています。