今朝のNHKのニュースで、徳島大学が18歳~29歳の若者2100人を対象に行った調査で、
コロナ禍のため、何と22%もの人が治療が必要な抑うつ状態で、46%もの人がストレス状態
であったそうです。オンライン授業やテレワークの影響で、Face to Faceのコミュニケーションの
機会が失われていることが大きな原因と思われます。
このFace to Faceのコミュニケーションの大切さは、幼児期の子どもたちにも当てはまることです。
子どもたちは様々な体験を重ね、体験から学ぶことによって成長していきますが、自分1人で体験
を重ねるだけでは不十分です。友達との関わりながら体験を重ねるからこそ、友達から刺激を受け、
体験が多様に拡がり、年齢にふさわしい成長をしていきます。友達との関わりの中で1人では
体験出来ない面白いことを体験し、1人では味わえない充実感、満足感、達成感を感じることが
出来ます。
人が人生を送る上で大切に思うことは人それぞれですが、人との関わり程大切なことはないよう
に私は思います。それは幼稚園での集団生活から始まります。 但し、楽しいことばかりではあり
ません。自分の思い通りにならないこと、我慢すること、時には傷つくこともあります。
こうしたマイナスの体験を通して折り合いをつけることを学び成長していきます。それもこれも
友達とのFace to Faceの関わりがあってのことです。