先日、中山五月台幼稚園にて、「つながろう プレ1年生!」というイベントがありました。
この催しは、「保育だより」でもお伝えしているように来年小学校に入学する近隣の五月台幼稚園、
西谷こども園、中山台幼稚園の3園の年長の園児が集い、「猛獣狩りにいこうよ」「じゃんけん列車」
「玉入れ」などをして一緒に遊ぶものです。いつもとは違う場所で他園の子どもたちと交流し遊ぶことは、
それなりの意義のある催しであると思います。
但し、この催しには幼小連携(幼稚園と小学校の連携)という意味合いもありますが、この観点から
言うとこの催しだけでは少し物足りたい気がしています。例えば、小学校では入学と同時に一人ひとり
に机と椅子が当てがわれ、4時間から5時間の間ずっと座って先生の話を聞きて学びます。
幼稚園でも先生の話を落ち着いて聞く指導は常日頃からしていますが、子どもによっては相当な
カルチャーショックを受けるのではないかと思います。
そのように思っていたところ、宝塚市教育委員会から「保幼小中連携教育推進事業 ブロック別協議会」
を今年度から始めますとの案内がありました。中山台幼稚園のある中山五月台中学校区は、今年度から
連携モデル地域に指定され、地域の保幼小中が手を携えて、地域の子どもを共に育んでいこう、
連携していこうというという取組みです。
幼稚園や保育園が小学校と活発に連携するようになれば、子どもたちはスムーズに小学校生活に移行
出来るようになり、ひいては学力の向上にも繋がものと思い積極的に連携していきたと考えています。