本日、無事に3学年のプール参観を終えることが出来ました。
昨年よりプール参観も再開しましたが、今年も楽しみにしてくださり暑い中
お越しいただきありがとうございました。
さて、今日の園長だよりは先日講演会に行った時のお話を紹介させていただきます。
講演会をしてくだった先生は、ご自身がマザーテレサに魅了され学生時代からインドに行って
マザーテレサの元で学びたいと思われていたそうです。
そんな時に、通われていた大学にマザーテレサが来校されると聞き、ワクワクして
大学の校門の前に立たれたそうです。
大勢押しかける学生の中の一人が、
「マザーテレサ、ようこそ大学にご来校くださいました。
インドの為に私たちに出来る事はありませんか?」
と話をした瞬間、マザーテレサの眼光鋭くその学生を見られ
「インドに来てはいけません。」とその一言だけ仰ったそうです。
インドに行かれて多くの人を助けてこられた方が、何故インドに来てはダメと言われるんだろうと
不思議に思っていたそうです。
すると、マザーテレサがその学生にむかって
「あなたたちの周りに地方から来て食堂で一人でご飯を食べたり、寂しい思いをしている人いませんか?
そんな身近な人に声をかけられない人たちがインドに来てはいけません。」
と厳しく話されたそうです。
講演会を聞かせていただく中で、ハッと気づかされマザーテレサの言葉の深さにグッときました。
きっとマザーテレサは見返りを求めず施しを与え続けたように、私も身近な人に目を配り
声をかけ寄り添い、愛の人でありたいなと強く思った講演会でした。