6234人が亡くなった阪神・淡路大震災から、今日で29年となりました。
今朝もニュースで午前5時46分に黙とうが行われていました。
元旦に能登半島地震が起き、まだ復興のめども立たないまだまだ大変な状況の中で、私たちも29年前の教訓をどう生かすのか共に考える一日となりました。
幼稚園でも阪神・淡路大震災のお話と非常食で備蓄しているクラッカーを食べました。また、降園前には地震からの火災を想定した避難訓練を行いました。
災害はいつ起こるかわからないので段階的に色々な状況を設定して行っています。
今回は降園前の自由遊び時間を想定しました。
本園では普段から防犯訓練や避難訓練の練習をしているので
子どもたちも先生の合図を聞くことはしっかり身についているなと感じています。
今回、子どもたちも能登半島地震のニュースを見て聞いているので地震に対して他人事ではなく自分事として真剣に取り組んでいました。
そしてこの訓練も職員と園児だけで終わらず、保護者の方も一緒に引き取りや連絡方法なども含め万が一に備えたいと思っています。
震災でお亡くなりになられた方を追悼するとともに、震災で培われた「きずな・支えあう心」「やさしさ・思いやり」の大切さを次世代へ語り継いでいきたいと思います。
私も震災が起こった時は20歳。自宅は半壊、水道管破裂二階から一階に下りようと思うと壁が崩れ落ち階段ない状況の中の時の多くの方に支えていただきました。それから29年・・・結婚・出産を経験し多くのことを学びました。この学びをいただけたことも命あってのこと。
今日は何気ない日常にも多くの感謝の気持ちが溢れる日となりました。
皆で支えあう心を忘れず日々に感謝し過ごしていきたいとおもいます。