園での生活を見てみよう!

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園での生活を見てみよう!

園長だより「幼児教育の無償化について」

平成32年度から全国の幼稚園、保育園、認定こども園の保育料を無償化することが、昨年12月に
閣議決定されました。宝塚市に隣接する伊丹市では一足早く、今月から4・5歳児の保育料が無償化
になりましたが、すでに大阪市では平成28年度から5歳児が、平成29年度からは4・5歳児の
保育料が無償化されており、守口市では0歳から5歳児までが無償化されています。

幼児教育の無償化は、家計にとっても大変歓迎される施策ですが、本来の目的は質の高い幼児教育を
提供することです。質の高い幼児教育が、その後の子どもたちの成長に大きなプラスの影響を与えると
いう実証研究に基づき、その取り組みが始まりましたが、保育園も無償化になりますので、保護者が
就労し易い環境となり、幼稚園から保育園や認定こども園へのシフトが加速すると言われています。
尚、現在の宝塚市の3歳から5歳の幼稚園児数と保育園児数の比率は2:1ですが、全国的に見ると
その比率は1:1です。

このことに対し、中山台幼稚園も雲雀丘学園幼稚園も認定こども園への移行は考えておりません。
就労される保護者の方が増え、預かり保育の充実は今後も図っていきますが、これまでに培って来た
幼児教育をしっかり守り続け、その質を高めることが、幼稚園に従事する我々に課せられた大きな使命
と考えています。

※尚、無償化には支給額に上限がありますので、保育料が異なる全ての幼稚園が全額無償化になるとは
 限りません。