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「食育」について考える

4月28日に「給食試食会」がありました。毎年、給食が始まるこの時期に納入して頂いています富貴屋さんの宮崎社長にお越し頂き、給食について話を伺いながら試食をして頂いています。
富貴屋さんの方針は、極力「冷凍食品」を使わないようすること、そして「うま味調味料」を控えた手づくりの給食で、子どもたちに本来備わっている自然の味を美味しいと感じる『正しい味覚』を育てたいとのことです。
昨今、ファミリーレストランやファーストフードの食事を子どもたちが口にする機会が増えていますが、これらの食品の中には、添加物やうま味調味料が使われ、子どもたちがこれらの食品を食べる機会が多いことで、「うま味のある濃い味」でないと「美味しくない」という味覚を身につけてしまいがちですが、宮崎社長は素材本来の風味や味わいを知ることが大切とおっしゃっています。

「食育」という言葉があります。小泉元総理が厚生大臣時代に使い始めて広がったようですが、実は明治時代からある言葉(造語)で、子どもに食べさせる食品の影響によって子どもの心身を養うという意味で用いられたそうです。
私なりに「食育」を考えてみますと、やはり好き嫌いをしないこと、もっと言えば何でも美味しいと感じられれば最高ではないかと思います。そのことが健康な身体をつくり、ひいては偏りのない思考にもつながるのではないかと思います。

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